<ナビスコ杯:広島2-1清水>◇準決勝第1戦◇29日◇広島ビ
広島GK西川周作(24)の評価がうなぎ上りだ。J屈指の破壊力を誇る清水を相手に1失点。それも味方DFストヤノフの凡ミスが招いたモノで、マイナス査定にはならない。25日のリーグ・鹿島戦(広島ビ)に続きこの日の清水戦を視察した日本代表グイードGKコーチは、清水のシュート数が8本だったこともあり「今日はGK(西川)にとって見せ場が少ない試合だった」と前置きした上で、「それでも現時点での彼のパフォーマンスは日本人GKで5本の指に入るだろう。選手選考はザッケローニ監督の仕事だが、もちろん彼が素晴らしいGKであることは伝えるよ」と明かした。
ザックジャパンの船出は譲れない。10年W杯南ア大会は第3GKとして選出濃厚だったが、ベテランGK川口(磐田)のサプライズ選出のあおりを受ける形で落選。「4年後にNO・1になれ、というメッセージ」と受け取った。同W杯では川島(リールス)が一躍スターになった。西川は「GKにとって経験が大きな武器になる。今回はスタートラインは同じ。日の丸を背負いアルゼンチンと戦いたい」と言う。
チームのナビスコ杯快進撃の源は安定した守備にある。広島の守護神が、日本代表のゴールマウスにもカテナチオ(錠前)をかける。【佐藤貴洋】



