<J1:G大阪2-0広島>◇第30節◇14日◇万博

 G大阪はプライドを捨ててまで、来季のACL出場圏内を死守した。攻撃的スタイルが身上だが、守備的布陣で3試合ぶりの勝利を挙げ3位キープ。韓国代表の趙広来監督が視察する前でFWイ・グノ(25)が得点するなどしたが、放ったシュートは計6本だけ。1アシストのMF遠藤保仁(30)は「終始、余裕でやれた」と強がったが、西野朗監督(55)は「理想と現実の中で守備的な戦術をとった」と複雑そうだった。