<J1:神戸1-0清水>◇第33節◇27日◇ホームズ

 10人で勝った神戸が、J1残留へ首の皮一枚つながった。引き分け以下ならJ2降格の可能性があった本拠最終戦は、圧倒的に攻めながらもゴールが遠い。後半30分にはMF田中英雄(27)が2枚目の警告で退場。危機的状況を救ったのは苦労人のFW茂木弘人(26)だ。DF石櫃洋祐(27)の突破からFW小川慶治朗(18)がシュートを放ち、最後はゴール前へ詰めていた寡黙な男が、起死回生の決勝弾を決めた。

 最終節浦和戦に勝てば、勝ち点1差で追う15位東京、同3差の14位仙台の結果次第で残留の可能性が残った。茂木は「戦術どうこうより勝つしかない。とにかく勝ち点3を取る」ときっぱり。大久保が今季絶望になりながら、最近6戦は3勝3分け。和田監督は「サッカーの神様が降りてきた。厳しい状況は変わらないが(最終節も)奇跡を信じて戦う」と勝利だけを目指す。