磐田は8日、東海学園と練習試合(30分×4本)を行い4-0で勝利した。1本目で先発出場したFW金園英学(22=関大)が先制点を決めると、MF小林裕紀(22=明大)もチームの2点目を決めて勝利に貢献。明日10日から始まる鹿児島キャンプを前に、大卒ルーキーがそろって猛アピールした。

 0-0で迎えた2本目の14分、山なりの左クロスにFW金園が相手DFを背負いながら右足のボレーで合わせて先制点を奪った。金園は「その前に外していたのでひどかったと思う。でも、動き方を改善したら、自分の所によくボールが入るようになってきた」と手応えを口にした。

 MF小林も期待に応えた。1点リードで迎えた3本目の20分、左サイドからボールを受けると、豪快に右足を振り抜きゴール左隅に突き刺した。この日は、終始中盤でボールをさばき、ゲームをコントロール。チャンスとなれば、リスクを冒してでも前線に駆け上がる積極性も見せた。小林は「力を抜いて打てた。いろんな所に顔を出してプレーはできたと思う」と満足げに話した。

 2人にとって、長期間のキャンプは初めて。金園は「前田さんが合流するので、しっかりコミュニケーションをとっていきたい」。昨年は特別強化指定選手として部分的に参加した小林も「去年とは立場が違う。プロ選手として自覚もあるし、やらなきゃいけないと思う」と意気込んだ。キャンプでは、開幕スタメンをかけたポジション争いが激化していく。本当の戦いはここからだ。【神谷亮磨】