Jリーグは13日、東京・JFAハウスでJ1・J2合同実行委員会を行い、将来的に3部リーグ相当のJ3の設置計画を提示した。今季のようにJ2から日本フットボールリーグ(JFL)に降格した町田のようなクラブや、Jリーグ準加盟などのJリーグ入りを目指すクラブで構成される。

 JリーグからJFLに降格する町田のケースは史上初めて。これにより、1度Jリーグに入会したJFL降格クラブを「準会員」とする制度をつくり、降格年は暫定的に「理念推進費用」として5000万円(推定)の金銭保証をJリーグ側から受けるなどの補助計画を提案。今後、実行委員会などで検討される。

 J3は現状の計画では「チャレンジリーグ(仮称)」とされ、Jリーグ(J1、J2)とJFLの間に位置。準会員や準加盟クラブなど約15クラブが挙がっている。Jリーグの中西競技・事業統括本部長は「日本協会やJFLにも関わるので話し合っていく」と明言した。