<ACL:名古屋0-0天津泰達>◇1次リーグ◇18日◇瑞穂陸
名古屋がホームで天津泰達(中国)と引き分けた。3日にアウェーで3-0と圧倒した相手に苦戦。後半14分にはPKを得たがキッカーのFW玉田圭司(32)が失敗。城南(韓国)がセントラルコースト(オーストラリア)に5-0で大勝したためG組首位から陥落した。E組のG大阪は敵地でブニョドコル(ウズベキスタン)に2-3で敗れ、最下位に転落した。
空席の目立つ名古屋のホーム瑞穂陸を観客のため息が支配した。攻撃陣の低調なプレーにガッカリするため息。とどめは後半14分。FW玉田がPKをゴール左上に大きく外した。エリア内で途中出場のFW巻が倒されて得たPKは微妙な判定。“たなぼたPK”をもらって潔く勝利を放棄したわけではないだろうが、痛恨のミスキック。名手玉田は「今日はオレのPK。チームメートにも見に来てくれたサポーターにも申し訳ない」とわびた。
アウェーでの3-0大勝の再現どころか、勝ち点1がやっと。直後にライバル城南が大勝し首位からも陥落し2位に後退。FWケネディとDF闘利王をけがで欠き、司令塔のMF藤本は出場停止。加えて、リーグと並行しての過密日程。チームの底力を試されたが、役者を欠いて試合にならなかった。
怒りで表情をなくしたストイコビッチ監督は「選手たちはとても疲れているように感じた」と言った。ただ、疲れを見越した指揮官の配慮で主力は16日に特別休暇を与えられている。攻撃陣は言い訳できない。必死で体を張り、何とか無失点で終えたDF増川は「ひどい試合。情けない」。このひと言で表現できる退屈な90分だった。【八反誠】



