今季ホーム最終戦は笑って終わる。札幌が11月24日のホーム最終横浜戦(札幌ドーム)に有吉弘行(38)、アンジャッシュ児嶋一哉(40)ら“再ブレーク”中のお笑い芸人招聘(しょうへい)を検討していることが10日、分かった。既にJ2降格が決定しており、今後の観客動員数減は確実。来季J1復帰をもくろみ、よみがえった芸人の再生力と笑いのセンスを集客アップの起爆剤にする構えだ。
降格ショック払拭(ふっしょく)へ、札幌が斬新な集客プランを検討していることが判明した。現時点で具体的なオファーには至っていないが、今季ホーム最終戦でのお笑い芸人起用について、クラブ関係者は「観客動員のことも考え、いろいろなアイデアを今、練っているところです」と明かした。
“再ブレーク”作戦の目玉としてリストアップしているのは、毒舌キャラで人気の有吉ら複数。キレ芸、いじられ芸で新境地を開拓中の児嶋、オバマ米大統領のモノマネや恐妻家キャラで復活してきたデンジャラスのノッチ(47)も含まれている。さらに、スギちゃん負傷時の代役として再び注目を浴びている小島よしお(31)も候補に浮上している。
有吉なら選手、スタッフ1人1人のあだ名を付けてもらうも良し、残念な結果に終わった今季の札幌を厳しく批評してもらい再ブレークへのアイデアを提起してもらうことも可能だ。ノッチなら来季のJ1復帰へ向け「Yes
We
Can!」と叫んでもらい、選手、サポーター一丸で盛り上がることができる。
チームにとって一番大事なのは、残り6戦を勝ち続けること。しかし、現実には選手の奮闘だけで窮状を打開するのは極めて厳しい状況にある。7試合を残しての最速J2降格が決定。次節20日の鹿島戦(札幌厚別)以降のホーム3試合は消化試合となる。ピッチ上のアピールだけでなく、観客動員数増への起爆剤として、試合プラスアルファで楽しめる要素を盛り込むニュープランも求められている。
今季はホーム20試合で26万人動員を目標に掲げたが、現在は17試合で計18万5000人(平均1万2000人)。残る3試合で7万5000人の動員は難しい。矢萩竹美社長(62)は単年度赤字回避へ「いろんなやりくりをして経費を詰めている」と言う。奇抜なアイデアが加われば、財政的ダメージを最低限に食い止め、来季チーム補強にもプラス効果が出てくるかもしれない。




