大量14人退団-。札幌は6日、GK高原寿康(32)とMF山本真希(25)と来季契約を更新しないことを発表した。主力選手ながらトップチーム人件費が2億2000万円前後まで圧縮される影響で、保有が困難となった。契約満了決定選手は計8人。FW近藤、MFハモン、DF岩沼、ノース、金の主力5人も移籍の方向で、引退するFW中山を含め、6日時点で14人の退団が確実となった。
厳しい冬が待っていた。通告期限のこの日は、正GK高原、主力ボランチ山本の退団が決まった。高原は今季、右アキレスけん断裂から2シーズンぶりに復活。正GKとして終盤10試合に出場。山本は今季、清水から加入し主力ボランチとして25試合に出場し3得点と活躍した。クラブでは、ともに戦力として考えていたが、財政難のあおりを受け、チームに残すことが不可能な状態に陥った。
トップチーム人件費は当初、2億5000万円前後と想定も、実際は2億2000万円程度にしか伸びず、慰留に苦戦している。最初に契約満了が発表された3日の時点で三上強化部長は「今後、他クラブに移籍する選手が出てくる可能性は大いにあり得る」と懸念したが案の定、負の連鎖は止まらなかった。昨季チーム2位の7発で昇格に貢献したFW近藤、不動の左サイドバック岩沼も、既に移籍の方向で交渉中。この日までに退団濃厚となった。
助っ人もMFハモン、DFノース、金の3選手が移籍交渉をすすめており、日本人選手11人、外国籍選手3人の計14人がクラブを去ることが確実。今後も主力流出が続く可能性は極めて高い。




