<J2:G大阪2-0岐阜>◇第12節◇3日◇万博
G大阪のFW平井将生(25)が、汚名返上の一発だ!
完全にゴール前を固める最下位岐阜に手を焼きながらも、後半44分に“跳び蹴り”のダメ押し弾を挙げ勝利。4月14日山形戦で途中出場途中交代の屈辱を味わい、その後はベンチ外が続いた男がようやく結果を出した。
悔しさを晴らすには最高の一撃だ。1-0の後半44分。まるでジャッキー・チェンのように、途中出場の平井が飛んだ。MF岡崎が頭で折り返すと、“跳び蹴りシュート”でゴールへと押し込んだ。
平井
この前の残像が頭に残っていたから、気持ちを見せたかった。(前に)走ったらボールが来た。アウトサイドで跳び蹴りです。悔しくて1週間くらい引きずったので。点は取れなくても、何かしないといけないと思った。
「残像」とは、4月14日の敵地山形戦のことだ。途中出場しながら精彩を欠き、途中交代させられた。そんな時、支えてくれたのはMF遠藤主将だった。飛行機で帰阪すると「メシでも行こう」と誘ってくれた。精神面という足りないものは、誰よりも自分が分かっている。山形戦後は3戦連続ベンチ外。その間に考えた。「次、出してもらったら気持ちを出そう」…。巡ってきた出番で、一発回答の結果を出した。
7試合ぶり先発の阿部が先制点を挙げ、2点目も途中出場の二川から岡崎、平井とつないだもの。最下位岐阜相手に決定機は少ないながらも長谷川健太監督(47)は「将生が点を取ってくれたことが、私にはうれしい。(山形戦で)かわいそうな交代があっても腐らずにやってくれた」と笑顔を見せた。首位神戸とは勝ち点3差にジワリ。中2日で6日に直接対決を控える。頂上は目の前だ。【益子浩一】



