磐田は19日、磐田市内で藤枝MYFCと練習試合を行い、1-0で辛勝した。磐田は主力組中心のメンバーで臨んだが、ゴール前を固める相手に大苦戦。キャンプから掲げてきた裏への飛び出しも影を潜め、クロスを入れても中の人数が少なく好機を生かせない。中盤でボールを奪われてカウンターを浴びる危険な場面もあった。後半は立ち直り、FW金園英学(24)の飛び出しや波状攻撃が出始めた。42分にDF宮崎智彦(26)のクロスに金園が頭で合わせ、やっとゴールをこじ開けた。

 リーグ戦では総失点の半分を、前後半の31分以降に喫している。15日の大宮との練習試合も32分、38分に失点した。関塚隆監督(52)は「前半終わりにバタバタした部分は課題だが、崩れかかった後に持ち直して1-0で勝ったのは1つ前進」と振り返った。DF駒野友一(31)は「どういう内容であれ、まずは勝つことが一番。無失点で難しい試合をものにできたことはよかった」と口にした。

 ただ、攻撃ではゴール前の人数のかけ方、イメージの共有、フィニッシュの精度に課題が残った。練習試合で3戦連発の金園は「もっと点は取れた。まだ練習が足りないし、ゴール前のアイデアも増やさないと」と反省した。関塚監督も「まだ前に入る習慣がなく、フリーランが短い」と話した。22日には湘南との練習試合も控えている。1つずつ課題を克服し、7月に再開するリーグに臨む。【岩田千代巳】