<J1:新潟2-1清水>◇第12節◇6日◇デンカS
つかみかけていた勝ち点1が消えた。清水は土壇場で決勝点を許し、リーグ戦5連敗中の鬼門・新潟の前にまたしても屈した。
同点で迎えた後半ロスタイムだった。相手の左クロスをDFカルフィン・ヨンアピン(27)が必死にクリア。しかし、ボールは無情にも飛び出していたGK櫛引政敏(21)の頭上を越えてゴールに転がった。
ヨンアピンは頭を抱えてピッチに倒れ、MF河井陽介(24)は座り込んだまましばらく立ち上がれなかった。わずか3分前にDF平岡康裕(27)のゴールで同点に追いついた直後の悪夢だった。再び反撃する力はなく、そのまま今季初の3連敗を告げる笛が鳴った。
アフシン・ゴトビ監督(50)は、FW鍋田亜人夢(23)を12年11月の新潟戦以来1年半ぶりに先発起用したが不発。生命線となる前線からの守備でも連係不足を露呈し、課題を残した。シュートも2試合連続の1桁となる6本。FW長沢駿(25)の離脱から4試合を消化したが、穴は埋めきれていない。試合後の会見で「良い試合だったし、良いプレーができている」と話した指揮官の言葉にも疑問しか残らなかった。【前田和哉】



