インテルミラノの日本代表DF長友佑都(29)の移籍先に、プレミアリーグ・レスターが最有力候補に挙がっていることが29日、分かった。

 今夏、欧州の複数クラブが浮上する中、今季から同代表FW岡崎が加入したレスターから正式オファーを受けた。イタリアメディアは移籍金300万ポンド(約5億円)を提示していると報道。インテルミラノで師弟関係だったラニエリ監督が、獲得にゴーサインを出した模様だ。

 依然として残留の可能性は残っている。残留か、移籍か、海外6年目を迎えた長友が岐路に立っている。

 ◆レスター・シティFC 1884年に創設。1919年にチーム名レスター・フォッセを現名称に変更。08-09年にイングランド3部で優勝して同2部に昇格。13-14年シーズンに優勝し、03-04年以来のプレミアリーグに復帰。昨季は14位で残留した。10年8月から12年1月まで浦和MF阿部が在籍し、今季からFW岡崎が加入。本拠地キング・パワースタジアムは約3万2000人収容。クラウディオ・ラニエリ監督。