ブンデスリーガ・ボルフスブルクに移籍した日本代表のFW大久保嘉人(26)が30日、現地でリーグデビュー戦となる31日の敵地ケルン戦に向けた最終調整を行った。フィジカルメニューの後、サイドからのクロスをシュートにつなげる攻撃練習を約1時間こなした。公式戦デビューとなった28日のドイツ杯ロストク戦は無得点だったが「リーグ戦が本番やから。そこで決めたいよね」と話し、ドイツ初ゴールへ意欲満々だ。

 30日付の現地紙は大久保の紹介記事を掲載。ボルフスブルガー・ナハリヒテン紙は、ドイツにはコンビニエンスストアがないことから「大久保は24時間営業のスーパーを恋しがっている」と紹介。アルゲマイネ紙は「速くて技術が高く、見ていて楽しい選手だ」とリーグ再開を前に新戦力の大久保に大きな期待を寄せた。

 [2009年1月31日8時18分]ソーシャルブックマーク