<プレミアリーグ:サウサンプトン1-1マンチェスターU>◇11日◇サウサンプトン
マンチェスターUの日本代表MF香川真司(25)が、今季最終戦の敵地サウサンプトン戦に先発出場した。今季無得点のまま左MFで試合に入ったが、得点に絡めずハーフタイムに交代。欧州移籍後4季目にして初めて年間無得点の屈辱を味わった。今日12日に発表されるW杯メンバー入りは確実だが、復調しないままブラジルへ向かう。試合は引き分けて7位。欧州リーグ出場権も逃した。
ノーゴールで迎えた最終戦。不発の今季を象徴するように、香川にほとんどチャンスは訪れなかった。普段とは違う4-3-3システムの左MFで先発も、目立つのは相手を追う姿ばかり。前半28分の失点後は、さらにサウサンプトンにボールを回された。
最後にゴールを決めたのが、昨年5月19日のウェストブロミッジ戦。丸1年、得点の味を思い出せないまま、前半終了と同時にピッチから姿を消す。プレミア2年目はまさかの無得点で終わった。
初めて味わう屈辱のシーズンだった。まだ高校生だった06年のプロ1年目を除けば、シーズンを無得点で終えたことはない。解任されたモイズ前監督の就任後は、昨夏の開幕から5試合連続不出場。リーグ序盤の10試合のうち先発機会は2度しか与えられなかった。
あと1歩でW杯メンバー入りを逃した10年南アフリカ大会以降は全速で成長を続けてきた。ドルトムントでドイツ2連覇。昨季はマンチェスターUでプレミアを制したが、中心選手として臨むブラジル大会が近づくにつれ、出場機会を得られず心配事が増していた。
失った自信はW杯で取り戻すしかない。落選から4年。不動の地位を築き、今日12日の代表発表でザッケローニ監督から名前を呼ばれる。プレミア2年目は厳しい結果に終わった。リーグ終盤に試合勘を取り戻したことだけが救いだった。

