陸上の第12回世界選手権は15日から9日間、ベルリンの五輪スタジアムで開催される。13日は世界各国から集結した有力選手の記者会見が本格化するなど、開幕を間近に控えて雰囲気も盛り上がってきた。大会初日に1、2次予選がある男子100メートルに出場する塚原直貴(富士通)や江里口匡史(早大)も最後の調整に入った。

 初日は女子3000メートル障害予選に早狩実紀(京都光華AC)が日本勢の先陣を切って登場する。金メダル第1号を争う男子20キロ競歩には森岡紘一朗(富士通)藤沢勇(山梨学院大)鈴木雄介(順大)の3選手が出場する。