開幕し、男子400メートルリレーで大瀬戸一馬(法大)藤光謙司(ゼンリン)桐生祥秀(東洋大)谷口耕太郎(中大)の日本は38秒20で3位に入り、8位までに与えられる来年のリオデジャネイロ五輪の出場権を獲得した。

 桐生の話 久しぶりに興奮した。自然とスイッチが入り、夢中で走った。この4人で銅メダルを取れたことがうれしい。最高の瞬間。リオ五輪でも表彰台を目指し、もっと強くなりたい。

 大瀬戸の話 1走で流れをつくれた。最高に気持ちいい。プレッシャーもあったが、思い切り走った。前回の経験を生かせたし、バトンパスもうまくいった。

 藤光の話 リオ五輪につながる銅メダルになったと思う。世界大会で米国、ジャマイカに次いで3位は価値がある。最高にうれしい。故障者が相次いで不安もあったが、チームが結束できた。

 谷口の話 アンカーでも緊張よりわくわく感があった。開き直って楽しもうと思って走れた。ゴールした瞬間は信じられなかった。3位を守れて良かった。