陸上の世界選手権(8月・ロンドン)代表の最終選考会を兼ねた名古屋ウィメンズマラソンは12日にナゴヤドーム発着で行われる。

 有力選手は11日、名古屋市内で最終調整し、前回大会で初マラソンながら4位に入った清田真央(スズキ浜松AC)は「いよいよきたなという心境。力を出し切り笑顔でゴールしたい」と号砲を心待ちにした。

 今大会のペースメーカーは日本陸連が打ち出した、後半のペースアップを重視する強化方針を反映している。

 1月の大阪国際女子と同様、中間点で離れる予定。代表枠は最大3で、大阪国際を2時間24分22秒で制した重友梨佐(天満屋)は選出が有力視される。