2大会連続世界陸上男子マラソン代表の川内優輝(26=埼玉県庁)が4日、埼玉・春日部市で行われた春日部大凧マラソンのハーフマラソンの部に出場した。

 ハーフマラソンには約5500人が出場。いつもは「スピード強化の練習の一環」の位置づけで、先頭を走りきるが、この日は「スピードを途中で上げるビルドアップ的な感じで行こうと思って」と、集団の後方からスタート。時間は非公開ながら1時間10分超の10番目のゴールした。約5500人の「超ごぼう抜き」の走りに「前でガツガツと走るのとは違う印象でした」とリフレッシュした様子だった。

 10キロの部には、自分をまねる、ものまねアスリート芸人・M高史(28)が出場。表彰式前にカメラマンのリクエストに応え、ツーショット撮影に応じた。「芸人さんも必死ですね。猫(ひろし)さんも、すごい頑張っているのが分かるし」と苦笑いしつつ、大人の対応で握手に応じていた。