2004年アテネ五輪自転車の男子マディソン金メダルのスチュアート・オグレイディ(オーストラリア)が、1998年のツール・ド・フランス前に持久力を高める禁止薬物のエリスロポエチン(EPO)を使用したと25日の地元紙で告白した。同選手は数日前に引退を表明していた。

 ツール・ド・フランスに17度、五輪にも6度出場した39歳のオグレイディは、EPOを自分で入手し、チームに内緒で約2週間にわたり使ったという。これが唯一の使用だったと強調した。