フィギュアスケートのアイスダンスで2010年バンクーバー、14年ソチ両冬季五輪に日本代表として出場した27歳のキャシー・リード(木下ク)が19日、現役引退を表明した。25歳の弟クリス(木下ク)は18年平昌(ピョンチャン)五輪を目指して新パートナーを探す。

 キャシーは3月の世界選手権後に決断したといい「選手として、いつか終わりが来る。心身両面でその思いが抑えられなくなった」と涙ながらに話した。

 父が米国人、母が日本人のリード姉弟は米国生まれ。最高成績は8度出場した世界選手権で13位、五輪はバンクーバーでの17位だった。