路上に人工芝のコートを作って行う「ストリートラグビー」が5日に東京・日本橋のさくら通りで行われた。

 路上でラグビーをするのは世界初。

 ストリートラグビーを広めるべく、ラグビー界から豪華な応援陣が。指導者では昨季の日本選手権を制したヤマハ発動機の清宮克幸監督(47)、7人制ラグビーで五輪を目指す「サムライセブンズ」の吉田義人監督(46)、現在大学選手権6連覇中の帝京大の岩出雅之監督(57)がトークショーなどに出演。また15人制ラグビーで9月のW杯(イングランド)を目指す日本代表ロック真壁伸弥(27=サントリー)、大野均(37=東芝)、WTB山田章仁(29=パナソニック)も駆けつけ、会場を盛り上げた。選手たちは明日6日からふたたび宮崎県内で代表合宿を迎える。真壁は「W杯ですべて出すことを思ってやっていく」と意気込みを語った。

 グラウンドがなくても多くの人々にラグビーに親しんでもらおうと、中央区ラグビー協会が主催した。選手は3人で1分ハーフ、タックルの代わりに相手にタッチするなどルールが簡略化され、男女問わず5歳から60歳を超える人々が参加。全87チーム318人がラグビーを楽しんだ。