卓球女子で世界ランク5位の石川佳純(22=全農)が23日、ブルガリアのパナギュリシテで開催されたワールドツアー・ブルガリアオープンで優勝した。

 決勝は、同6位の福原愛(26=ANA)と日本人対決。2ゲームずつ取り合って迎えた第5ゲーム、6-9からジュースに持ち込む粘りを見せ12-10と逆転して奪った。第6ゲームの最後は、福原のレシーブがアウトになり、4-2で制した。

 9月の世界ランキング日本人上位2人には、16年リオデジャネイロ五輪シングルス代表が事実上内定する。伊藤美誠や平野早矢香らが準々決勝までに敗退する中で、重圧の中でも結果を出せるエースの強さを示した。