フィギュアスケート女子で26年4大陸選手権王者の青木祐奈(24=日本建物管財)と男子の友野一希(27=第一住建グループ)が、映画「ラ・ラ・ランド」の楽曲でコラボする。1日、今月30、31日に幕張イベントホールで行われるアイスショー「Fantasy on Ice 2026 in MAKUHARI」で、2人のコラボパフォーマンスが行われることが発表された。同プログラムは、鈴木明子さんが振り付けを行う。

青木は今季、同映画の楽曲をフリーに使用して飛躍。一方の友野も2021-22年シーズンにフリーで使用して全日本選手権5位に入賞するなど、思い出深いプログラムで、両者の思いから今回のコラボが実現した。青木は「前から友野選手の『ラ・ラ・ランド』が好きで、全日本選手権の後に『いつか一緒にやりたいね』と話していたことがきっかけです」と語り、友野も「青木選手の『ラ・ラ・ランド』が大好きで、自分自身にとっても思い出深いプログラム。ぜひコラボしたいと思った」と経緯を明かした。

2人での振り付け制作では、それぞれの持ち味を最大限に生かすことを重視。青木は「私のステップと、友野選手のコレオをベースに、映画のような演出も取り入れられたらと、鈴木明子さんと一緒に話し合いながら作りました」と語り、友野も「お互いやりたい振り付けやアイデアを出し合いながら、すてきな振り付けをしていただきました」と制作過程を明かした。

振り付けを手がけた鈴木さんは、「2人が大切にしたい要素を生かしながら、二つの世界観が自然につながり、一つの作品として広がる構成を意識しました」とコメント。さらに「青木選手の凜(りん)とした美しさと繊細な表現力、友野選手のまっすぐでエネルギッシュな滑りが重なり、とても良い化学反応が生まれていると思います」と評価した。

完成したプログラムについて青木は、「それぞれの道を歩んできた二人が、共に夢を見て未来へ走り抜けるような作品」と表現。前半のドラマチックで優雅な雰囲気から、後半は楽しさ全開へと展開する構成となっている。友野も「お互いの良さがすごく出ていて、スケートの楽しさが詰まったプログラム」と手応えを語った。

また鈴木さんは見どころとして、「同じ動きでもそれぞれの解釈や表現の違いが見える点」を挙げ、「音楽のロマンチックさや切なさ、前向きなエネルギーをどのように表現するのか、細かなニュアンスや空気感にも注目してほしい」と期待を寄せた。

ファンへ向けて、青木は「皆さんも期待していたであろうラ・ラ・ランドコラボが実現しとてもうれしい。2年連続での共演も光栄。それぞれの良さ全開の作品をぜひ楽しんでほしい」とコメント。友野も「ずっと実現したいと思っていたコラボがかないワクワクしている。二人のラ・ラ・ランドの世界を全力で届けたい」と意気込みを語っていた。