フィギュアスケート・ペアで17日に現役引退を発表した「りくりゅう」こと三浦璃来さん(24)木原龍一さん(33)組が、2人がプロデュースするアイスショー「THE DESTINY」を開催すると電撃発表した。1日、兵庫・尼崎スポーツの森でのアイスショー「Bloom On Ice(ブルーム・オン・アイス)」で明かした。7月31日~8月2日まで東京辰巳アイスアリーナで計4公演が行われる。
木原は「日本で初めてカップル系を中心としたアイスショーとなります」と説明。三浦はショーのタイトルについて「ペアとアイスダンスのカップル系の競技にとって、パートナーとの出会いは運命。タイトルに『DESTINY』は入れたいとなりました」と説いた。
2人は現役引退の決意を固めたミラノ・コルティナオリンピック(五輪)後から話し合いを重ね、ショーの構想を練ってきたという。こだわりの1つが、リンクのサイズを競技用とほぼ同じにすること。木原は「今までのショーではリンクのサイズの関係もあって、ペアやアイスダンスの魅力を120%お届けすることは難しかったと思いますが、『THE DESTINY』では競技とほぼ同じサイズ。スピード感や迫力は競技会と同じように感じていただけると思う」とポイントを明かした。
日本をペア大国にすることが目標。三浦は「まだペアを知らない方にも見に来ていただきたい。こういうカップル競技を中心としたショーはほとんどなかったと思うので、カップル競技の魅力をたくさんの方に伝えたい」と呼びかけ、木原も「スケートを見たことがない方にも見に来ていただきたい。すごく楽しいと思っていただけるショーにしたい。ペアってどんなものなのか、アイスダンスってどんなものなのかをお届けしたい」と力を込めた。
この日のブルーム・オン・アイスでは、プロ転向後では初めてショーに出演。「りくりゅう効果」もあり、満員の2503人が詰めかけた。地元・兵庫での初演を終えた三浦は「楽しく最初から最後まで滑ることができた」と笑顔を見せ、木原は「久しぶりにブルームで演技をお見せできてうれしく思う。たくさんの方が来てくださるのがすごくうれしかった」と実感を込めた。
ブルーム・オン・アイスは2日まで同地で開催。すでに全公演のチケットが完売となっている。


