男子日本代表が決勝で香港を逆転で破り、16年リオデジャネイロ五輪の出場権を獲得した。日本男子の団体球技では五輪一番乗りとなった。

 前半は0-10と劣勢で折り返す苦しい展開だった。ただ後半3分に後藤輝也(23=NEC)が左中間にトライを奪って息を吹き返すと、続く5分にはレメキ・ロマノ・ラヴァ(26=ホンダ)が相手の反則から速攻を仕掛けて中央にトライ。前主将の坂井克行(27=豊田自動織機)がキックを決めて逆転し、失った流れを取り戻した。

 その後も合谷和弘(22=流通経大)、坂井がそれぞれトライを奪った日本が結果的に点差をつけて勝利。アジア予選で1枠の出場権を苦しみながらつかみ取り、W杯イングランド大会で躍進した15人制日本代表に続いた。



日本240-10
24-0
10香港

リオ五輪出場権を獲得した男子日本代表は、喜びを爆発させる(AP)
リオ五輪出場権を獲得した男子日本代表は、喜びを爆発させる(AP)