変則方式のプレーオフ準決勝で、日本代表のLS北見が延長戦の末に7-5でロシアを破り、決勝に進出して銀メダル以上を確定させた。日本がメダルを獲得するのは五輪、世界選手権を通じて初めて。今年と来年の世界選手権2大会の合計ポイントで決まる18年平昌(ピョンチャン)冬季五輪出場枠獲得にも大きく前進した。

 1次リーグ2位通過の日本は藤沢五月、吉田知那美と夕梨花の姉妹、鈴木夕湖のメンバーで臨み、第7エンドまで3-3の同点だったが、第8エンドに1点勝ち越し。続く第9エンドも相手が有利な後攻だったが1点をスチールしてリードを広げた。

 しかし第10エンドでロシアに2点を奪われ、5-5で延長に突入。第11エンド、後攻の日本が2得点し、勝利を決めた。

 日本は27日(日本時間28日)の決勝で、プレーオフ初戦で敗れたスイスと再び対戦する。