違法賭博で無期限競技会出場停止となり、5月30日に約1カ月半ぶりに練習復帰したバドミントン桃田賢斗(21)の所属先、NTT東日本男子バドミントン部・須賀隆弘アドバイザー(45)が同31日、取材に応じた。桃田の状態を「かなり反省している」と説明した上で、「どうか温かく見守ってやって下さい」と訴えた。

 同部は桃田を含めた8人の部員が賭博行為を行っていたため、前監督らスタッフが4月11日付で責任を取り解任され、10月まで半年間の対外活動自粛状態にある。同部OBで現法大男子バドミントン部監督の須賀氏は5月9日付でアドバイザーとして就任した。桃田の今後の活動については「まだ彼は公で話す状態ではない。バドミントンも、ゆっくりです。目標も、これから彼と少しずつ話し合っていければ」と話した。

 桃田は復帰した30日と同様、この日も本社に出勤し、業後に練習を行った。