18年平昌五輪を目指すと明言しているフィギュアスケートの浅田真央(25=中京大)が20日、化粧品会社「アルソア」のイベントに登場し、未公表の来季ショートプログラム(SP)、フリーについて「ヒント」を口にした。

 ▼新たな挑戦 エキシビションはこれまで使ったことのないバッハの「チェロスイート」を使うと発表しているが、SP、フリーも「やったことのない曲で、新たな試み」と明かした。すべて振り付けはローリー・ニコル氏。過去に使ったクラシック、ジャズ、タンゴなどのジャンル以外に挑戦し、誰もやったことのない革新的なプログラムになるようだ。

 ▼色とストーリー SPとフリーで、物語がつながる。合わせて見ると「あぁ、そうだったのかとなると思います」と話した。色で表現するなら「SPが黒で、フリーが赤」だという。

 現在は、座長を務める7月のアイスショー「ザ・アイス」に向けて日々特訓中だ。「挑戦しているからこそ、練習していても楽しいし、やりがいがある」。エキシビションは7月30、31日の大阪公演で、SPは8月5~7日の名古屋公演で披露される予定だ。【高場泉穂】