競泳のリオデジャネイロ五輪男子400メートル個人メドレーの金メダリスト、萩野公介(22=東洋大)が10日、マドリードで行われたマドリード・オープンに出場し、400メートル個人メドレーと100メートル背泳ぎの2種目で優勝した。

 昨年9月下旬の右肘手術から実戦復帰した五輪王者は「大きな1歩を踏み出せた」と笑みを広げた。大会初日は2種目3レースに出場し、400メートル個人メドレーは自身の持つ日本記録から約9秒遅れの4分15秒23、100メートル背泳ぎは予選が54秒58、決勝は56秒29だった。