女子SPが行われ、初出場の樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)が日本勢トップの9位に入った。三原舞依(17=神戸ポートアイランドク)は15位。本郷理華(20=邦和スポーツランド)は12位だった。

 今大会は18年平昌五輪の日本勢出場枠がかかっており、世界選手権に出場する3選手のうち、上位2人の順位の合計が13以内なら、最大枠3を確保することができる。フリー演技は31日(日本時間4月1日未明)に行われる。

 


<総合成績>


順位選手SP
メドベージェワ79・01
オズモンド75・98
デールマン72・19
ポゴリラヤ71・52
チェン69・98
ソツコワ69・76
ワグナー69・04
コストナー66・33
樋口新葉65・87
10トゥルシンバエワ65・48
11チェ・ダビン62・66
12本郷理華62・55
15三原舞依59・59


樋口新葉=9位

<コメント>

ミスのない演技をしようと強く思っていた。大きい大会でうまく調整ができていた。ほっとしている。スピンで(最高難度の)レベルが取れずに65点だったが、自分の中で精いっぱいの演技。良かった。

SPの演技をする樋口(撮影・鈴木みどり)
SPの演技をする樋口(撮影・鈴木みどり)

本郷理華=12位

<コメント>

100点満点ではなくて、ジャンプの部分では何とか決まったという感じ。ステップなどはいい表現ができたと思うので、ホッとしています。先生に『元々、出られなかった試合なんだから、楽しんできなさい』と言われた。歓声を聞いて楽しんでやろうと思いました。去年も世界選手権で楽しかったと思う演技ができた。今年も楽しんでやりたいし、完璧な演技がまだできていないので、完璧な演技をやるのが目標です。

SPの演技をする本郷(撮影・鈴木みどり)
SPの演技をする本郷(撮影・鈴木みどり)

三原舞依=15位

<コメント>

あまり感じたことのない緊張を感じた。(ミスが出た)最後のフリップは跳び急いだのが原因。初めての世界選手権で五輪枠が懸かる大切な大会。自分の感じていないところで深く考えすぎた部分があると思う。

SPの演技をする三原(撮影・鈴木みどり)
SPの演技をする三原(撮影・鈴木みどり)