アメリカンフットボールの日大選手が関学大2年生QBに悪質なタックルをした問題で、日大は21日、第三者委員会を設置して調査すると発表した。

 関学大の負傷した選手側が大阪府警池田署に被害届を提出したことを受けての措置。アメフト部の内田正人監督が19日に監督辞任届を大学へ提出し、同日付で受理したことも明らかにした。第三者委設置について日大広報部は「真摯(しんし)に受け止めて対応していきたい。ただの運動部の問題ではなくなった」と説明。設置時期は「なるべく早急に」と話し、委員には法曹関係者らを入れる見込みで「原因究明に努める」とした。