フィギュアスケート男子で4年ぶりに現役復帰する10年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(32=関大KFSC)が5日、兵庫・尼崎スポーツの森で行われた近畿選手権の開会式に出席した。

12月の全日本選手権(大阪)への第1関門となるが、今大会の予選通過数は13人。エントリーが10人のため、出場すれば西日本選手権(11月、名古屋)に進む。

高橋は8月に左足内転筋肉離れとなったが、この日はスマイル全開。ジャンプについては「今回はケガの影響もあって、4回転の練習をしなかったので、トリプルアクセルまでの構成の予定です」と明かした。左足のつま先をつくトーループも3回転までは練習しているといい「4年ぶりの試合なので、試合勘を取り戻すっていうのもありますし、いくらスコアをもらえるのかっていうのを見て。いろいろな感覚を取り戻すのと、どう評価されるのかを知るっていうのが、大事かなと思います」とテーマを設定した。

注目のショートプログラム(SP)は7日、フリーは8日に行われる。