国際陸連(IAAF)は5日、北京五輪のドーピング検査で陽性反応を示した男子ハンマー投げ2位のワジム・デビャトフスキーと3位のイワン・チホン(ともにベラルーシ)を暫定資格停止処分にすることを決めた。

 両選手が今後の競技会に出場するのを防ぐための措置。予備検体の検査も陽性反応だったことを受け、国際オリンピック委員会(IOC)と協議の上で判断した。北京五輪で5位だった室伏広治(ミズノ)が繰り上げで銅メダルを獲得する方向へ一歩前進したといえる。

 処分はデビャトフスキーの代理人が無実を主張し、同選手を来週末の世界ファイナル(シュツットガルト=ドイツ)に出場させる意向を示していたため、決められた。

 IOCは聴聞会で選手側の言い分を聞いた上で、今月末に開く規律委員会で両選手への処分を決める予定。違反が確定して失格処分となれば、室伏が銅メダルを獲得する。