3月22日の東京マラソンに出場する前日本記録保持者の藤田敦史(富士通)が24日、千葉市のグラウンドで練習を公開した。元日の全日本実業団対抗駅伝後、奄美大島や徳之島で合宿を続け、順調に走り込みをこなしてきた。「今が一番疲れている状態。過去のマラソンを振り返っても、今の時期に調子が良くなりすぎると、ピークが合わない。あと1カ月は自分の調子を上げることを優先します」と話した。日本人トップなら世界選手権(8月、ベルリン)の代表に内定する。「日本人トップだけを狙うのでなく、勝負をして、最終的に日本人トップになればいい。あくまで勝負した内容にしたい」と、攻めの走りを約束した。