フェンシングの男子フルーレ日本代表が20日、W杯(ドイツ・ボン)から帰国した。世界ランク5位の日本は、団体では同2位の中国を破り3位に入ったが、北京五輪銀メダルの太田雄貴(26=森永製菓)は「フルメンバーだった中国に勝ったのは良かったですが、1、2回戦はよくなかった。ロンドンに向けて気持ちの浮き沈みはありますが、ぶれることなくやりたい」と気を引き締めた。団体戦前に行われた個人戦では太田の1回戦敗退など、日本代表として成績を残せなかったため、「決起集会を開いて」(太田)団体戦に挑んだという。

 今月末の世界ランキングでロンドン五輪出場枠が決まる関係で、団体の五輪出場は決めている。