<近代5種:世界選手権>◇11日◇ローマ

 男子個人の予選を行い、ロンドン五輪代表の富井慎一(自衛隊)はA組24位で決勝に進めなかった。日本勢は自衛隊の4選手全員が予選落ちした。

 A組の野口隼人、B組の花里直也はともに25位、C組の藤井真也は16位だった。

 富井慎一の話

 暑さに負け、最後は意識がなかった。何人抜かれたかも覚えていない。脚がけいれんしていた。フェンシングが課題。

 野口隼人の話

 フェンシングでもっと得点を取らないと戦えない。課題のランニングはいい走りをしていたが、最後まで持たなかった。

 藤井真也の話

 ランニング力がない。力不足、ただそれだけ。射撃は悪くないのに決勝に進めなかったのはそれが原因。

 花里直也の話

 不得手なフェンシングから、最後に追い上げる自分のパターンはできた。まずはアジアで勝たないといけない。