<フィギュアスケート:全日本選手権>◇21日◇札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ

 2位発進の高橋大輔(26=関大大学院)は、納得顔でうなずいた。

 冒頭の4回転ジャンプでバランスを崩しながら何とかこらえるも、回転不足をとられた。それでも「耐えました。悪いジャンプの中でも片足で着氷できたので良かった」。ロックンロールの世界を卓越した表現力で演じ切り、リンクは観客の大声援で熱を帯びた。首位の羽生結弦(18=東北高)とは10点近い差をつけられたが、焦りはまるでない。「ほかのものにとらわれず、自分のやるべきことだけを考えて、100%ぶつけたい」と、自身の演技に集中していた。