<東アジア大会:競泳>◇12日◇中国・天津

 シドニー五輪銀メダリストの田島寧子らを育てた日体大の藤森善弘コーチの長男太将と、次男丈晴が、競泳男子400メートル個人メドレーでワンツーフィニッシュ。1秒36差で勝った太将は「平泳ぎが終わってほぼ並んでいたのが見えた。最後の自由形は自分の方が速いと思った」と胸を張った。

 この種目は今夏の世界選手権王者の瀬戸(JSS毛呂山)とロンドン五輪銅メダリストの萩野(東洋大)が君臨し、主要国際大会での代表入りに向けては2人とも大幅なレベルアップが必要になる。丈晴は「まず4分10秒を切りたい。上を目指していく」と強い意気込みを口にした。