フィギュアスケートの世界選手権で初の金メダルを獲得した浅田真央(17=中京大中京高)が25日、帰国した。中部国際空港から都内のホテルに直行。会見では「早く焼き肉と日本食が食べたい」とくったくのない笑顔を見せた。また母校の中京大中京高が甲子園に出場しているため「決勝に進んだら応援に行きたい」とエールを送った。

 今回の金メダル獲得で日本スケート連盟から100万円の報奨金も授与される。30日には地元の名古屋でエキシビションに出場。4月20日に日米欧3カ国対抗のジャパンオープンに出場し、今季を終える。来季に向け、まだコーチは決まっていないが「失敗した3回転半の質を上げて、新しいことにも挑戦したい」と、10年のバンクーバー五輪に向け意欲満々だった。