柔道グランドスラム・パリ(5、6日)に出場する男子日本代表が2日、成田空港を出発した。00年シドニー五輪100キロ級金メダルの井上康生コーチ(32)が、ロンドンで2年間の研修を終え、指導者として今大会から代表に本格帯同。同じ階級の羽賀龍之介(東海大1年)が「黙っていてもオーラがある」という存在感で、選手を刺激している。井上コーチは「すべての選手を勝たせることが仕事。代表として戦うことの意識付けをしていきたい」と意欲を見せていた。