来年10月に予定されていた大相撲のロンドン公演が世界的な金融危機の影響で中止となることが20日、分かった。日本相撲協会は22日に開く定例の理事会で中止を正式に決定する。

 相撲協会の九重広報部長(元横綱千代の富士)によれば、円高を理由に開催が不可能と現地のスポンサーから連絡が入ったという。九重広報部長は「景気の悪いこの現状を考えたら、仕方ないだろう。まずは理事会で報告する」と話した。

 ロンドン公演は来年10月7日から11日まで予定されていた。