大相撲の横綱朝青龍(28=本名ドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴル出身、高砂部屋)が、永住者の在留資格を取得したことが28日、分かった。関係者によると、昨年9月から申請をしており、27日に認められたという。

 朝青龍は高知・明徳義塾高へ相撲留学した1997年から日本に居住。資格獲得の1つの基準である、日本に継続して10年以上在留した外国人という要件を満たした。

 これにより1年に1度必要だった「興行」による在留期間の延長手続きが不要になる。朝青龍は「手続きの時期が場所や巡業と重なることが多いから良かった。自分にとって大きなステップだと思う」と話した。

 朝青龍は、現役引退後に親方になるのに必要な日本国籍取得の意思があるかどうかについては明らかにしていない。