日本相撲協会と北の湖前理事長(元横綱)が、2006年名古屋場所の朝青龍-白鵬戦の八百長を北の湖前理事長が仕組んだと報じた週刊現代の発行元、講談社などに名誉棄損で損害賠償などを求めた訴訟が31日、東京地裁で結審し、判決は11月9日に言い渡されることが決まった。

 週刊現代による八百長疑惑報道に関するほかの2つの訴訟では、横綱朝青龍ら力士が原告になったもの、北の湖前理事長が現役時代に八百長を行ったと報じた訴訟のいずれも、東京地裁判決では相撲協会側が勝訴し、現在は講談社側が東京高裁に控訴している。