【２００８年】
◆１月２７日
「四つに組んで力を出し切れなかったのは自分の力がもう一つということだ。まあ、悔いはありませんよ。力勝負なんだから」（初場所千秋楽、白鵬との横綱決戦で敗れ優勝を逃す）
◆２月８日
「とても残念に思う。真摯（しんし）に受け止めることが大事です。自分は精いっぱい頑張っていくだけ」（時津風部屋の新弟子死亡事件で先代親方と兄弟子３人が逮捕されたことを受けて）
◆３月２１日
「逆に、いつ負けるかとプレッシャーだった」（春場所１３日目、２８連勝中と“カモ”にしている琴光喜に敗れて）
◆３月２３日
「やっぱり違いますよ。去年１年間のいろいろなことを思い出すと…」（春場所千秋楽、４場所ぶり２２回目の優勝を決めて）
◆５月２５日
「まだ、若いね。でも、やっぱり熱くなるんだろうね。その辺はしっかりしてほしいよ。おれもそういうころがあったけど」（夏場所千秋楽、白鵬を引き落とした後にダメ押しし、土俵上でにらみ合いとなって）
◆７月１日
「力士の給与を上げてほしい。ガソリン代も上がっているし、いろんな物価も上がっているのに、給与は変わらない。もう、少しどうにかならないか」（名古屋場所前の力士会で給与アップ発言、他力士から拍手を浴びる）
◆７月１７日
「あの野郎～」（モンゴル国会議員の元小結旭鷲山が日本相撲協会にモンゴルの政情不安の実情を報告、モンゴル巡業が延期になる恐れが出てきたことに激怒）
◆８月１８日
「聞いてない。ショックですね。若手でこれから伸びる力士だったのに残念。相撲でも（立ち合いで）何をしてくるか分からないところはあったけど…」（若ノ鵬の大麻所持での逮捕について）
◆８月２８日
「バイラルラー」（モンゴル巡業で総合優勝。土俵上であいさつして感極まり、モンゴル語でありがとうと叫ぶ）
◆１０月３日
「いつでも真剣勝負です。見る目がないですね。そういう風に見えるのは残念ですね」（八百長疑惑報道の裁判に証人として出廷し、報道内容を強く否定）
◆１２月２日
「久々に（力士の）裸を見て、男っていいなと思ったね」（左ひじ痛で３場所連続休場、再起をかけて冬巡業初日に臨み）
◆１２月５日
「１つ願いがかなうなら『ヒジを治してくれ』と言いたい」（冬巡業２日目、左ひじ痛が続き弱音）【２００９年】
◆１月６日
「顔じゃないよ」（角界の先輩、舞の海秀平氏に「引退しないで」と言われて）
◆１月１１日
「うれしいな～」（進退がかかった３場所連続休場後の初場所初日で難敵・稀勢の里に勝ち）
◆１月２１日
「『お大事に』と書いておいて」（初場所１１日目、心臓弁膜症の手術を受けた“天敵”内館牧子氏に）
◆１月２５日
「朝青龍が帰ってきました」（初場所千秋楽、白鵬との優勝決定戦を制し５場所ぶり優勝を果たして）
◆３月２７日
「白鵬の方が全然、強いなと思った」（春場所１３日目、全勝の白鵬を評論家のように絶賛）
◆４月２９日
「先生、大丈夫ですか。心配しましたよ」（けいこ総見で内館牧子氏に接近。内館氏は「秀吉のような人たらし」と評する）
◆７月１１日
「拍手が足らん！」（名古屋場所初日前日、足取りに猫だまし、八そう跳び…緊張感のないけいこを見学していたファンになぜか拍手を要求）
◆７月２０日
「相撲にならない感じだ」（名古屋場所９日目、稀勢の里に敗れ連敗。場所前のけいこ不足がたたったか）
◆８月９日
「３２回も優勝している人だから、厳しいことを言われてもありがたい」（元大鵬・納谷幸吉氏に「気の入ったけいこを毎日やってくれ」とカツを入れられ）
◆９月２７日
「みなさんに謝らなければいけないことがありまして。またガッツポーズをやってしまいました。朝はやめようと思ったけど、うれしくてやっちゃいました」（秋場所千秋楽、４場所ぶりの優勝を決め、あまりの嬉しさにガッツポーズが出てしまった…）
◆１１月９日
「先輩！
食い過ぎで、親方に腹が出てると言われたよ」（以前「顔じゃない」といった舞の海秀平氏に）
◆１１月１７日
「少ないなぁ。オレの影響ってないのか？」（九州場所３日目、閑散とする客席を見て）【２０１０年】
◆１月９日
「オレには関係ない」（理事選をめぐる貴乃花親方の一門離脱について聞かれ）
◆１月１４日
「どういう意味だ？」（初場所５日目、豪栄道に敗れ「引きずる負けではない？」の問いかけに）
◆１月２１日
「いつものことだ」（写真週刊誌に知人の１人を殴ったと報道された件について）
◆１月２３日
「２０回目までは早かったけど、そこから５回はどうだったかな…」（初場所１４日目、２５回目の優勝を決めて）
◆２月４日
「言葉も違うモンゴルの大草原から来た少年を…横綱への支援、育ててくれた皆様に感謝したい」（引退会見で周囲への感謝の念を示す）
