大相撲の賭博問題を調べる特別調査委員会は27日の会議で、野球賭博関与が判明した大関琴光喜、大嶽親方(元関脇貴闘力)時津風親方(元幕内時津海)の3人の懲戒処分と、関与した力士の謹慎処分を28日の日本相撲協会臨時理事会に求めることを決めた。名古屋場所(11日初日・愛知県体育館)の開催については、処分の実行を条件に可能と提言することも決めた。

 大嶽親方については解雇以上の処分が妥当とした。武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)については謹慎とし、名古屋場所開催の場合は理事長代行を置くことを求めるという。