日本相撲協会の全般的な改革を目的に設立された「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」は16日、東京都内で第1回の会議を開いた。座長が奥島孝康・日本高野連会長、副座長に中島隆信・慶大教授に決まり、相撲協会の親方は原則的に委員会に出席させないことを決めた。奥島座長は「独立委員会の性格を考え、世間の視線も踏まえて(親方たちは)別室で待機してもらう」と説明した。9月の秋場所までに暴力団の排除などについて必要な対策を立てることを確認し、今月中も2回の会合を開く予定だ。