大相撲の大関日馬富士(26=伊勢ケ浜)が、17日発売の写真週刊誌「フラッシュ」で、暴力団関係者とされる人物とのツーショット写真を掲載されたが、日本相撲協会の特別調査委員会は「特別の関係があると認めることはできない」とのコメントを発表した。写真は08年5月、千葉県内のゴルフ場で行われた、伊勢ケ浜部屋主催のゴルフコンペでの一コマ。伊勢ケ浜親方は、調査委の調査委に対して、部屋主催のコンペで撮影されたものであることは認めたが「写っている人物が誰かを特定できるような交際がある人物ではない」と説明した。調査委も、コンペには後援会関係者ら約200人が参加していたため、直接知らない人も参加している上、写真も親しく写っている様子ではないため、暴力団と交際していた事実は、現時点で認められないとの見解を発表した。放駒理事長(元大関魁傑)は「ファンサービスをしなくてはならないので、知らない人と写真に写るなとは言えない。難しい問題」と話していた。