日本相撲協会は25日、通常の4人用升席よりも広く、5~6人で観戦できる「ファミリー升席」を来年1月の初場所から設置すると発表した。

 この席は年3回の東京開催の本場所で販売。「升席B(5人用)」「升席B(6人用)」「升席C(6人用)」の3種類が各日2升ずつと計6升用意される。値段は最も高い6人用のB席で通常6万1800円が3万6000円で販売されるなど、3席とも約4割程度の割安となっている。

 利用は、大人と4~15歳の子供がそれぞれ1人以上の組み合わせで観戦者全員そろっての入場が条件。来年1月の初場所分は12月11日から両国国技館の切符売り場やインターネットなどで発売される。