大相撲の横綱白鵬(25=宮城野)が30日、観光大使を務める鹿児島・霧島市と、近隣の市町を訪問した。姶良市では、伝統工芸の龍門司焼企業組合関係者から、63連勝を記念した特製品を贈呈された。霧島市役所では前田終止(しゅうじ)市長らを表敬訪問。5場所連続17度目の優勝を果たした、九州場所の活躍をたたえられ、白鵬は市長らにモンゴルとの文化交流などを勧めたという。その後、集まった市民の前で行われたセレモニーに参加した白鵬は「みなさまの応援のおかげで、今年はいい成績を残せました。来年もまた応援よろしくお願いします」と話し、市民の大歓声に笑顔で応えていた。