大相撲の横綱白鵬(27=宮城野)が30日、名古屋場所(7月8日初日・愛知県体育館)を前に、名古屋市熱田区の熱田神宮で恒例の奉納土俵入りを行った。快晴の下、約4000人の観衆が集まり、不知火型の土俵入りに「よいしょー」と声が掛かった。名古屋市内から駆けつけたという50代男性は「名古屋場所が始まり、夏が来たという感じがする。期待はやっぱり稀勢の里ですね」と笑顔を見せた。土俵入りの前には、横綱、大関陣が参拝し、名古屋場所の無事を祈願した。